情報システム 〜経営情報管理、ガイドライン、統計分析〜

基礎知識とソフトウェア開発はなんとかなるけど、その他の部分はおろそかにしてるので、最低限の部分を抑えておこう。

 

[経営情報管理]

ネットワークを利用したコンピューティング形態

[クラウドコンピューティング]

・サービス提供範囲による分類

SaaS ー 各種アプリケーション(ソフトウェア)をサービスとして提供する

②PaaS ー アプリケーションを稼働させるための基盤(プラットフォーム)を提供する

③IaaS ー サーバ、CPU、ストレージなどのインンフラを提供する

 

クラウドコントローラ ー プライベートクラウドおよびパブリッククラウド、または複数のパブリッククラウドを横断的に管理するソフトウェア

 

経営に関わるIT用語

・バランストスコアカード ー 財務、顧客、業務プロセス、学習と成長という4つの視点から業績評価をし、IT投資の効果を多面的に把握する手法

 

・UX(User eperience) ー アプリケーションやシステムにおいて、必要な機能を備えるにとどまらず、楽しさや快適さ、新しい経験などをユーザが感じられるようにする工夫

 

MDM(Mobile Device Management)

①リモートロック ー 遠隔地から端末をロックする機能

②リモートワイプ ー 遠隔地からデータ消去を行う機能

③ローカルワイプ ー パスワード入力による端末ロックの解除に一定回数以上失敗した場合にデータを自動消去する機能

 

ITと環境問題との関連性

・グリーンIT

①グリーンIT委員会 ー 旧グリーンIT推進協議会の後継機関であり、社会全体のエネルギー効率向上に資するグリーンIT製品の導入推進を行っている

②グリーンITにおける環境負荷低減の対象は、IT利用に加えIT機器の省電力化やリサイクル性向上などの「ITそのものの環境負荷低減」も含まれる

 

[ガイドライン]

ITサービスマネジメント

ITIL ー ITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたもの

 

②ITサービス継続ガイドライン ー 事業継続マネジメントに必要なITサービス継続を確実にするための枠組みと具体的な実施策を示している。経済産業省「事業継続計画策定ガイドライン」のITにかかる部分について、組織における実施策等を具体化したもの

 

IT経営関連

①IT経営ロードマップ ー IT経営憲章に基づき、企業がIT経営を実際に推進するにあたっての取り組みを整理したもの。見える化→共有化→柔軟化

②共通フレーム ー システム開発作業全般にわたり、システム発注側(ユーザ)と受注側(ベンダ)に共通の物差しや共通語を提供するもの。企画プロセスや要件定義プロセスなど6つ

 

 

[法律]

不正アクセス禁止法

①被害の有無は問わない

②アクセス制御機能の設定が前提

不正アクセスを助長する行為も処罰の対象(他人のPWを勝手に公開するなど)

 

 

[統計分析]

検定の種類

①t検定 ー 2つの変数の平均の比較する

②x二乗検定 ー 変数間のデータの特徴を比較する

③f検定 ー 複数の母集団の分散について、差があるかどうか調べるときに用いる

④分散分析 ー 2つ以上の変数の間に平均の違いがあるか比較する

 

多変量解析

①単回帰分析 ー 1つの要因から1つの結果を予想する

②重回帰分析 ー 複数の要因から1つの結果を予想する

③判別分析 ー 「採用するかしないか」のように、結果として0か1かを決定する際の判断基準の設定に利用する

④主成分分析 ー 多変量の資料から、少数の合成された新たな変数を求める

⑤因子分析 ー 多数の変量をそれらの変量間の相関を考慮しながら、少数の潜在的な因子にまとめようとする手法

クラスター分析 ー 複数のデータに基づいて、似ているもの同士を1つの群としてまとめるための手法

 

 

[その他]

サイーバセキュリティ基本法

・4つのサイバー戦略

①サイバーセキュリティに関する施策についての基本的な方針

②国の行政機関等におけるサイバーセキュリティの確保に関する事項

③重要社会基盤事業者およびその組織する団体並びに地方公共団体におけるサイバーセキュリティの確保の促進に関する事項

④前三号に掲げるもののほか、サイバーセキュリティに関する施策を総合的かつ効果的に推進するために必要な事項